東日本大震災と企業の責任
−社会の中における営利法人(企業) 人としての存在意義(あり方・生きる価値)−

 今回の大地震におけるさまざまな支援のあり方や自らの支援経験を通して、あらためて、社会の中における営利法人(企業)としての存在意義(あり方)、そして人としてのあり方・生きる意味について考えてみました。
 つまり、社会の中での企業の役割、誰かのために生きる人、自分の存在意義を強く意識せざるを得ませんでした。

【法人とは】
 自然人以外のもので、法律上の権利義務の主体とされるもの。一定の目的のために結合した人の集団や財産について権利能力(法人格)が認められる。公法人と私法人、社団法人と財団法人、営利法人と公益法人・中間法人・NPO法人などに分けられる。(大辞泉)

【営利法人(企業)の社会的責任(CSR: Corporate Social Responsibility)】
 企業の社会的責任とは、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダー(利害関係者:消費者、投資家等、及び社会全体)からの要求に対して適切な意思決定をすることを指します。
 つまり、企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされます。(フリー百科事典「ウィキペディア」)

 具体的には、安全で高品質な製品・サービスの提供、環境への配慮、社会的公正・倫理にかなった活動などを行っているかなどが挙げられる。(MBA用語集)

 もっと平たく言えば、企業はその社会的役割として、社会の中で有益・有用な商品・サービスを提供し、その対価として収益を得る事業活動を通しながら、その事業活動過程や結果を通して社会貢献する社会的責任があります。

東日本大震災における、人として、そして企業としての社会貢献
 このたびの東日本大震災による被害は甚大であり、戦争(実は自然)によって日本の一部が侵略・破壊された状況にも例えられています。その復興のためには、同じ地球に住む人間として、同じ国に住む人として、そして、この国、社会で事業活動をしている企業の社会的責任において、被災者やその地域、国全体の社会・経済活動の復興へ向けた支援の手を差し伸べることが義務ではないかと考えます。

法人の理念
 私たちの法人の理念は、「人それぞれの『自分らしさ』を発揮できるステージを提供できるカンパニーを目指します」とあります。
 別の意味では、「あなたの元気・健康への一歩を応援します」 「リハステージはあなたの「元気」に向けての新たなステージ(舞台)創出のための活動を支援します」「いつまでも元気に、健康に。障害があっても、介護が必要となっても、安心して暮らせるまち創り」とも言っています。
 つまり、リハステージは、地域のリハビリテーションサービスの受け皿となることを目指し拡大していきます。この意味をこの震災における被災地域にいる方達に向けて考えてみましょう。

誰かのために生きる自分
 私たち人は社会の中で生きていると同時に、生かされています。企業も社会の中で活動させてもらっています。誰かのために生きる人、自分の存在、社会の中で役立つべき企業の役割を強く意識しなければなりません。もう一度、社会の中における営利法人(企業)、そして人としての存在意義(あり方・生きる価値)を考えてみましょう。