お盆、京都五山送り火に想うこと

 お盆の期間は8月13日から15日までというのが一般的になっていますが、本当は、東京など都市部では7月13日〜16日(4日間)に行うことが多く、地方では8月13日〜16日(4日間)といわれております。
 お盆とは先祖の霊があの世から帰ってきて家族と一緒に楽しいひとときを過ごし、また帰っていくという日本古来の信仰に基づく行事です。一族の代表が花や供物を墓前に供え、それから血縁の濃い順に合掌礼拝し、線香や水を手向けます。仏前の火をいただき、それを提灯の中にいれその灯火で先祖の霊を家まで導くという風習のようです。

 この風習にならって、今年の私は、13日(土)の昼頃に先祖のお墓を掃除し、花を墓前に供え、お参りし先祖の霊を連れて帰り、その翌日14日(日)は久々に散髪、午後には今流行の延羽の湯のサウナでしっかり汗を流すデトックス三昧のひとときを、先祖の霊と家族とともに過ごしました。
 15日(月)は出社し、サービス付き高齢者住宅企画の可能性について顧問設計士とともに検討し、その後、事業拡大のため、キーマン達へ人材紹介の依頼メールを送信し、17日予定の大学院FDセミナー講演用PP資料を作成し、さらには日本理学療法士協会の、専門領域別の施設管理者ネットワーク構築構想の作成などをしておりました。
 お盆最後の16日(火)の午前には上京し、厚生労働省(霞ヶ関)に、日本理学療法士・作業療法士・言語聴覚士協会3団体合同の介護報酬改定要望書を提出してきました。
 その足で京都に戻り、京都グランビアホテルの15階で家族とともに食事をし、そこから五山 送り火を観賞するとともに、送り火の風習にならって先祖の霊を心の中で送りました。

 送り火そのものは盆の翌日の夜(最後の日)に行われる仏教的行事であり、ふたたび冥府に帰る精霊を送る、という意味をもつもののようです。
 その夜に松明(たいまつ)の火を空に投げ上げて虚空を行く霊を見送るという風習があったと伝えられ、五山の送り火は、これが山に点火され、そこに固定されたものであるといわれています。

 夏の夜に点火され、くっきり浮かび上がる京都五山送り火(午後8時から東側の「右大文字」から「妙法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」と、順次5分おきに点火され、それぞれ約30分間点火)は、祇園祭とともに京都の夏を彩るいっぺんの風物詩です。
 しかし、京都グランビアホテルからは「鳥居形」だけ観ることができなかったことが、唯一心残りでした。

 このお盆のひとときに私の脳裏に浮かんだ先祖への想いを伝えると、
私が起こしたリハ特化型介護保険・健康開発事業を主とするリハステージが、なんとか今の業績を残せているのも、祖父が起こした松竹産業株式会社(かつて自転車修理販売、浴場経営、建築資材・不動産事業、現在は不動産事業のみ)に事あるごとに助けられてきたことを考えると、ひたすら先祖に感謝せざるを得ません。

ただ、ただ、感謝! 感謝!!

五山 送り火