リハステージにとってのインフラ整備とは?

<北京市を襲った豪雨=進まない「都市型水害」対策>
 2011年6月23日午後、北京市は雷雨に見舞われた。午後4時、北京市の空は厚い雲に覆われ、まるで夜のような暗さに。北京市気象台は4時10分に暴雨青色警報を発令。一部地域では午後6時までに176ミリという大豪雨となった。排水が間に合わず、一部道路は冠水。自動車が水没した場所まであった。
・・・・・・(中略)・・・・・・・
 排水設備の未整備も大きな問題だ。
地下神殿のような日本の「首都圏外郭放水路」など、先進国の都市には大雨に対応する排水インフラが整備されている。一方、中国は地表の高層ビルこそ先進国以上だが、その足元の備えは先進国とはまだまだかけ離れている。(新華網)



 上記のように、今年6月の中国・北京の大豪雨により天安門(故宮)の広場が50cmも水に浸かり(「海水浴が出来るほどだった」)、市内の交通機能はマヒしたとの話を聞きました。
その際、ブルジョアジーが集まる中国の表玄関 北京空港でも乗客は自分のことしか考えず、現場の秩序を維持するのは至難の業(中国では「列を守る」という習慣は希薄なので、平気で割り込んでくる)、中国万博の再現を見る思いだったそうです。
 旅行客は市内のホテルの予約に2時間、タクシーを待つのに2時間という事態が発生し、大雨が降っただけで世界ナンバー2の経済大国が昔の社会主義国家に戻ったような有様です。

 最近の中国の発展をみると、高層ビルや国家イベントには大いに国家予算をかけますが、6月23日の集中豪雨で排水能力不足から市内の至る所で冠水事故が起きたように、インフラ(基盤)整備はおざなりになっているようです(今でも明代の老朽化した雨水管が使用されているらしい)。
 また、その他の自然災害が起こるたびに公共事業の手抜き工事(業者は賄賂を役人に贈り、手抜き工事を大目に見てもらう)が話題に上っています。

 しかしなぜか日本人は、有事の際にも礼節を守る素晴らしい公徳心と団結力を持っています。東日本大震災においてもその秩序を守る特質は世界から評価され、復興の姿を世に示しつつあります。
 これらのことから、国、組織、企業にとっては物心ともに基盤整備が重要であることがわかります。

 それではわが社の基盤整備とは何か?
 それは会社理念であり、それを日常、利用者に対するサービス提供において体現できるスタッフがどれだけいるかに尽きるのではないでしょうか。
その教育的役割を担うリーダーである中間管理職の役割は大きいといえます。
 また、そのために会社がスタッフ研修にかけるコストも重要な要件であることは当然です。

(プラネティストが行く38「中国で大災害が起こったら?」p17−18  WEDGE引用)