上海万国博覧会・チャイナエイド2010視察ツアーに参加して(その3)久々に上海に行ってみて

2.中国2010上海万国博覧会(5/16終日)

1)生命陽光館見学 「生命陽光館」は上海万博テーマ館に万博史上初となる障害者館パビリオンであります。中国における障害者に光をあて、現在の障害者の活動状況・環境等の実態とその環境改善のための取り組み等の紹介を通して、一般人の障害者問題に対する意識向上・啓発をはかるための施設でありました。





2)各国パピリオン見学 ほとんどのパピリオンが1〜2時間から2〜3時間の待ち時間のため、すぐ入れる施設を2〜3館(モナコ館、アフリカ館)回っただけで、それ以外は各国の独創的な建築デザインに見とれると同時に記念写真撮影とひたすら歩け歩け、約2万歩、そして立ちづめのくたくた、腰痛、足痛の1日でした。




 

3)障害者への配慮に欠ける路面環境(バリアフリーの不徹底) ノンステップバスが走ってはいるが、その運転手に障害者乗車における実地対応教育が未熟でありました。障害者の一般の人の乗車マナーの悪さも障害者のハンデをよりいっそう大きくしている状況でした。
 障害者がもっともっとそういう場に出ていき、障害者と一般の人との多くの出会いを通して、社会が教育されていくのだろうなとつくづく感じました(欧米の社会がそうであったように・・・・・・・、日本はまだまだその過渡期ではありますが)。(つづく)